リフォームコンクール入賞!
 「南野田のすまい」が、(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターの主催する、第24回住まいのリフォームコンクール優秀賞に選ばれました!
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 設計要旨は、以下の通りです。
ご両親を見送り夫婦と子供2人家族になったYさんご夫妻は、ご両親のつくられた家への愛着から建替えを選ばす、仏間でもある西のふた間続きの和室を残したうえで現在の生活スタイルに合わせてのリフォームを希望されました。
来客が多いと言うご夫妻は、和室にお客様を通すことが多いため、直接つながる廊下を作ってほしいとの要望でした。そこで、玄関を兼ねた現代風広縁を増築して要望に応えると同時に、廊下といった機能にとどまらない明るく開放的なサンルームのような空間をつくりました。この空間があることで、ダイニングや書斎・和室は、空気層としての広縁の効果で冬は暖かく、夏は日差しを遮りプライバシーも確保するといった効果を得ることになりました。
北に増築されたユーティリティーはその効果と同時に収納量確保が目的です。省エネ性向上とともに、耐震性も向上しました。無筋布基礎はRC造ベタ基礎に、腐朽構造材は取替え、耐力壁を増設し、接合金物を設置し、現行基準法の1.5倍の性能を確保しています。
このように、住宅も人間と同じように確実かつ的確に治療がなされ、同時に家族の生活の可能性が広がるような「住まいの再生」としてのリフォームを行うことができました。

 「南野田のすまい」では、南側に玄関を兼ねる現代風広縁を増築して、「お客様を通すことが多い奥の和室に直接つながる廊下を作ってほしい」という住まい手の要望を実現しています。
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 ただの廊下ではなく、明るいサンルームのような空間ができたので、ダイニングなどは直接外気に接することがなく、冬は暖かく、夏は日差しを遮る効果があります。また、外からの視線を感じずに窓を開けることができるようになりました。
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 また、たくさんの本が所蔵できる畳ベンチ付きの書斎ができ、ヒノキ板張りの浴室もできました。外壁には、防火・断熱性能にも優れた面材を採用して耐震補強をしました。建築基準法の1.5倍の性能を確保しています。
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 Msのリフォームは「すまいの治療」が基本コンセプトです。生活動線の提案、構造強度(基礎・耐力壁)、断熱性能含めて、住まい手と地球にやさしいすまいを造っていきます。築年数30年以上の建物を現代の基準に合わせ、安全な器にします。もちろん自然素材の住まいです。

 10月27日に東京ビッグサイトで表彰式が行われ、作品が展示されます!

※入賞作品の展示
アクロス福岡(住生活月間中央イベント会場):平成19年10月11日(木)~10月14日(日)
東京ビッグサイト(日経住まいのリフォーム博2007):平成19年10月25日(木)~10月28日(日)

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# by MsARCH2 | 2007-09-14 18:01 | イベント
珈琲倶楽部Ami営業中です!!
昨年Msが吹田市山田で設計施工したカフェ、「珈琲倶楽部Ami」が好評営業中です。
RC造ビル1階にあるテナントの内装をMsが手掛け、
昨年10月中旬に着工、11月中旬に完成し、11/22にOPENしました。
Msお得意の無垢材を生かした明るい内装が「いい感じ」です。


工事前のスケルトンの様子。こんなに寒々しかった空間が。。。
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こんなに暖かい雰囲気のお店になりました!!

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店主の松原さん。笑顔が素敵です!Ms三澤の山登り仲間です。
施工も同じく山登り仲間の、豊中の工務店㈱グランマさんにお願いしました。

カウンターの天板は皮付きのナラの一枚板、
腰板や棚板はMOKで作った唐松の巾ハギパネルです。
天井吊りの照明とテーブルはMsスタッフの大橋がデザインから製作まで手掛けました。
照明は杉、テーブルはタモの巾ハギパネルを使い、2セットあわせると大人数にも対応できます。

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椅子は無印良品の既製品をテーブルの高さにあわせ脚を少し短く落として使っています。
天井仕上げはコンクリートに直接ペンキを塗り、壁はペンキを塗ったり珪藻クロスを貼ったり、
お金をかけるところと抑えるところにメリハリを付け予算配分に工夫しています。
床には堅いケンパスのフローリングを張っているので土足使用も十分OKです。


手洗いには陶芸家糸井康博さんの作品ITOIボールを使用。
手洗いと玄関の扉にはMOKオリジナルのステンドグラスを入れて製作しました。

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Amiさんのこだわりは焙煎です。生のコーヒー豆をお店で焙煎しています。
いろんな種類のコーヒー豆の販売もしています。


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こだわりのコーヒーとおいしい食事。器もかわいく、デザートもあります!
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Amiさんのお隣はこれまた感じのいい花屋さん「春音」さんです。
Amiさんにも春音さんの鉢植えがたくさん。Msにも人気の園芸店です。

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みなさんもゆっくりと「春音」を覗いて、「Ami」でお茶されてはいかがですか?


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珈琲倶楽部Ami   住所    大阪府吹田市山田東4-10-3
                    コモン山田EAST1F
             TEL    06-6878-5059
             営業時間 7:00~19:00
             定休日   不定休

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# by MsARCH2 | 2007-09-08 19:50 | その他
震災の経験が本当に生かされているのか
7月24日、能登に行ってきた。
一泊二日の旅であり二ヶ月もたった後なので、既に詳細調査などは済んで片付けられた民家が多い。

伝統的な輪島市門前町の街並みは、参道沿いのどの店も道路に大きく開口が開いている。
そのためほとんどの店には地震に耐える壁というものがない。
数年前に新潟で地震があっても、能登には今までほとんど地震が来なかったため、地震に対しての予防がなされていない。
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今回の詳しい記事は住宅建築2007年9月号「能登半島地震と木造建築/震災の経験が今に生きるか」に掲載されたのでご覧いただきたい。

12年前にも阪神淡路大震災があり、6500名近くの死者が出ている。
その時も皆が「関西は地震が来ない」と思っていた。地震が起こるのは関東だと。
そんな自分勝手な解釈が地震の備えを熟知させていない。
日本は有史以前より地震大国なのである。


b0111223_1019157.jpgMsの木造はその地震を契機に格段に変化した。
DボルトやJパネルといった、接合金物・耐力壁の開発などがそれである。
詳しいことは家庭画報2005年6月号「今、安全に住まう家」のバックナンバーを見てください。

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# by MsARCH2 | 2007-09-05 11:07 | その他
南津守の家が竣工しました!
2月に着工、3月に上棟した大阪市西成区の南津守の家が7月31日に竣工しました。
都市部で両隣が近接したテラスハウスの建替えでしたが、中庭や2階テラスを配することでどの部屋にも十分な採光を確保し、風通しの良い住まいになりました。
また、シェフであるご主人が将来的に自宅で料理教室や食事会もできるプランにもなっています。
施工は堺市のコアー建築工房。Msの仕事は何件もこなし、安心して家作りをお願いできる心強い工務店です。
木材はほぼ全て高知県嶺北地域の森昭木材の杉です。構造材には90年生の杉の特一等赤身を使い、造作・格子・建具材には上小節を使用しています。


①外観は落ち着いたカラシ色の吹付けの壁に、濃い目にリボスで塗装した縦格子を効かせています。
 海や河口に近い立地のため万一の浸水を考え、いつもより高基礎にして床高を上げ、床下収納をたっぷりと取っています。
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②白壁の門をくぐると半屋外のアプローチから中庭に導かれます。
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③明るい中庭が玄関になります。
 中庭の床は中国上海の建物を解体した古レンガです。長年経たあとの色ムラが味わいを出しています。
 玄関引戸は高級材のチークで作り、ゆらぎのあるアンティークガラスをはめ込んでいます。
 チークには荏ゴマ油を塗っただけですが何ともいえない深みのある色合いになりました。

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④玄関の床には明るいトラバーチンの大理石を張り、中庭からも光が差し込んでいます。
 玄関に来客用の手洗いを据えました。
 なんと手洗器は住まい手のお友達の手作りです。皮付きのタモの厚板ともマッチしています。

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⑤リビング・ダイニング・キッチンにもトラバーチンを張り、照明をつけないでも十分明るくなりました。
 トラバーチンは夏はひんやり冷たく、冬には床暖房をかけてじんわりと暖めます。
 天井は化粧のJパネル、小梁には節の少ない芯去り材を使うことで、すっきりした空間になりました。
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⑥2階の浴室は、腰から下は防水性の高いハーフユニットです。
 腰から上の壁は真っ白なタイル、天井はサワラ板を張っています。
 防水も確保し、かつ、タイルや板などを自由に使い手作り感もある「良いとこ取り」のバスルームです。

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⑦浴室の近くに物干し場でもある広いデッキもあります。
 半分に屋根がかかっているので雨が降っても安心です。今の季節には風呂上りの夕涼みにも最適です。
 デッキ材は高知森昭木材のほぼ無節の美しいヒノキ板です。防犯用の雨戸の杉板もきれいです。

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⑧1階LDKの南側にもヒノキのデッキがあります。
 高い床下を利用しデッキ下にも庭道具などをしまえるようになっています。
 暑い夏を避け、秋から植栽工事も始まります。
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# by MsARCH2 | 2007-08-18 13:41 | 新築
天王寺の家が上棟しました!
6月に着工した大阪市天王寺区の住まいが7月末に上棟し、順調に工事が進んでいます。
ご夫妻と小さなお子様2人とご両親の住まいで、街の真ん中ですが、隣家との間の庭もうまく取り込んだ形の住宅です。
南側にある庭をいつも楽しみながら生活できる全体構成です。
大量の本を収納できる吹抜けに面したスキップフロアの書斎や、広いルーフデッキなど、
住まい手のライフスタイルがこの家を特徴づけています。

施工はコアー建築工房です。
前面道路が袋小路の狭い私道なので、近隣の方々に配慮し、またご協力いただきながら工事を進めています。


b0111223_1141269.jpg構造材は、梁が徳島・TSウッドハウスの杉、柱が吉野・阪口製材所の杉で、Ms得意の林産地の特色を活かした使い方をしています。柱と梁の主要な部分は、組み上げるのと同時に、Dボルトで締め付けています。


b0111223_11422662.jpg家の中心にあり、構造的にも重要な役割の大黒柱は、クリの八角柱です。
天然乾燥にこだわるTSウッドハウスの梁の色目がきれいです。


b0111223_11431461.jpg野地板は高知・森昭木材の杉本実板(厚さ30mm)で、赤身がきいています。


b0111223_11442257.jpg天候に恵まれすぎて、炎天下での建方となりましたが、大工さんの見事な技術とチームワークで無事、上棟しました。
コアー建築工房の大工さん、そろいのハッピで上棟式、とてもいなせで感動です。


b0111223_1144508.jpg盛大な上棟式、ありがとうございました。

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# by MsARCH2 | 2007-08-18 12:06 | 新築
新潟さつき野の家 上棟!!
7月29日(日)に新潟市に新たなMsの住まいが上棟しました。
先日の中越沖地震で被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。
住まい手さんや工事関係者には、大きな被害はなく、無事の上棟となりました。
住まい手ご夫妻は、林務関係の仕事をしていることもあり、新潟県産材をふんだんに使用しています。
構造材は、1年前の新潟の家と同じ大澤材木の材料。小梁や主要柱には芯去材のきれいな材料を入れていただきました。
Jパネルにもこだわり、新潟から県産の杉ラミナ材を鳥取のレングスに送り、新潟県産材を表面に貼ったJパネルを作成しました。
1階の床に使用する合板も新潟県産杉の合板です。
梅雨明けが例年より遅れていましたが、棟が上がるまで、天気も何とか持ちこたえてくれました。
軟弱だった地盤にも鋼管杭を打っており、建物・地盤共に地震に負けることのない木造の住まいです。


①大工さんも1年前の新潟の家といっしょ。棟梁は、三島さん。Ms仕様2回目ということもあり、順調に進んでいます。写真は建て方2日目の朝。
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②構造材の加工は、全て手刻み。カンナ掛けも全て手ガンナで、大工さんの愛と汗がつまった建物です。柱の赤み勝ちの心去材も美しい!!
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③1階には八角の大黒柱。新潟で育った樹齢100年はある節なし赤身のきれいな杉です。
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④1階の床下地になる28mmの合板。新潟の杉を使ってつくられた地域の合板です。土台は青森ヒバを使用しています。北洋材ではない純粋国産材の杉合板です。
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⑤大工さんの見せ所である仕口。写真は登梁同士の接合部分です。蟻継ぎが2つ組み合わさった仕口でがっちり、そして、ぴったりと納まっています。見えなくなってしまうのが残念。
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⑥Jパネルで水平構面を固めた屋根には、性能の高いネオマフォーム断熱材を敷き詰めました。屋根には、更に厚さ100mm+70mmのパーフェクトバリア断熱材(ペットボトル再利用のリサイクルポリエステル)を敷き、次世代省エネ基準を満たします。
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⑦キュービックな外観と大きな吹抜が特徴的なシンプルな住まいです。
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# by MsARCH2 | 2007-07-30 11:55 | 新築
Ms日記2冊目突入!!
過去の日記はこちらです。

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# by MsARCH2 | 2007-07-03 19:36 | その他