梅雨ですが…。
梅雨ですが…。
あまり、雨が降りません。
Msの庭は、今、とても初夏の花が咲いていて、綺麗です。
ガクアジサイ、キンシバイ、ザクロの花が咲いていました。
毎年、ゴーヤを日除けに植付けていますが、今年もぐんぐんと成長です。
今年は、土造りに工夫があります。貝ガラを入れたり、家庭生ゴミを腐らせて肥料にして
入れてたりと、人工的な肥料で無く有機肥料で育てています。

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6月17日(水)は鳥取県智頭に木材の発注に行きました。
智頭林業。吉野林業の施業を習い、400年前から人工林として有名な林業地です。
規模は吉野林業ほどではありませんが、当初はやはり樽丸林業から始まっています。
お酒を入れる杉の樽です。(容器です)年輪が緻密でないといけません。
智頭にも樹齢400年近い杉があり、智頭の財産として大事にされています。
(西谷林業所有)

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智頭といえば、「サカモト」ヤマトタテルのメンバーです。
阪口、鈴鹿、坂本は若い次世代の頼もしい人材です。

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この季節6月は、一番樹が水を吸い上げる季節です。
良識ある林業家は、この時期に伐採しません。
この原木市場にある70~100年生の丸太は昨年葉枯らししたものを市場に運んできています。

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この原木市場の奥にある丸太20cm~30cmの3番、4番玉は、チップ、針葉樹合板用です。
半年ほど前までは合板工場に向けによく売れていましたが、今年に入ってぱったりと止まったままです。
売れなくて野ざらしにされたままです。
ちなみに¥4000~6000/m3です。
例えば、末口20cm3m材 1本、たった720円なのです。




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この色目のもので¥45000/m3くらいです。




製品では、智頭はフローリングが盛んに作られています
フローリング用のラミナーが天然乾燥しながら、加工を待っています。

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ちなみに、このウズクリしている杉の赤味綺麗です。
節有の赤一等、これは売れます!

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# by MSARCH2 | 2009-06-18 17:27 | その他
定番MIZUボール再入荷!!
日本の住宅設備

WCの広さは1帖内外の空間です。
最近の洋便器はタンクレスになってきていて、本体の長さがとてもコンパクトになっています。
手洗いも以前のようにタンクの一部が手洗いになっている日本ならではの便利?さがありますが
あまりこれをお勧めしても、あまりYESと言ってもらえなのが現実です。
いかにも即物的ですから。
手洗器もデザインされてはきていますが、オーバーデザインで、
あまりシンプルでありません。
1帖の空間の中で、この手洗いをいかにスマートにおさめるか。
これが世の中の設計者の悩みのひとつです。

柳宗理というデザイナーを知っていますか?
工業デザイナーです。キッコーマンのガラスの醤油の容器、公衆電話BOX、高速道路のデザインとか。
父上は、有名な民芸運動の柳宗悦です。棟方志功、浜田庄司と一緒に活躍された方です。

さてグッドデザイン賞にも輝いた柳ボール。ステンレス製で当然台所用品です。
最初、これを逆さにして、ペンダントライトに利用できないかと思っていましたが、
手洗いに決定しました。

直径230φ、270φがありますが、排水金具がもちろんあり日本製ですがボールの底に
うまくフィットしないとオシャレではありません。
そこで金型を造り、ボールの底を打ち抜いて排水金物をセットします。
ネジ切りも特殊な形状が必要です。コンパクトでオシャレです。
住まい手によっては、ステンレスに水アカがついて汚れないか心配される方もいらっしゃいますが、
中性洗剤でふけば、ピカピカです。
あとWC空間に余裕があれば、ITOIボールもあります。
MsとMOKと陶芸家の糸井さんの共同開発商品です。

問い合わせ先(有)MOK
 MIZUボール 直径270φ ¥11550(税込)

          直径230φ ¥11300(税込)
 ITOIボール ¥26250(税込)~¥36750(税込)



使用例

b0111223_221069.jpg小スペースで納まるので、手洗いコーナーや
トイレの手洗いに最適です。











近景画像です。木調の空間にステンレスボールがアクセントになります。

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ITOIボール使用例です。

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# by MSARCH2 | 2009-06-11 22:10 | その他
Msのメンテナンス
1985年から設計事務所をはじめて、300軒近く仕事をしていると、必ずメンテナンスが普通に発生してきます。車だって2~3年に1度は重点的に検査しますが、建物は静的なものです。動きませんが、自然素材の「木の住まい」も10年を節目にメンテナンスをしてゆかなければ、50年(半世紀)はもちこたえないように思うのです。
2001年4月に竣工したT邸。先日、「白蟻がでました!どこか信頼ある白蟻業者を紹介してほしい」との電話があり、今回白蟻業者と大工も連れて現地にゆきました。
住宅の中に入りましたが、30mmの天井板・柱・梁材とも美しすぎます。(最上のものです。)
今も光り輝いています。
この住宅は、奈良研の室生森林組合から樹齢70年以上の赤身の杉を直接購入し、土台は能登ヒバ、基礎のパッキンはクリ、そしてJパネル・Dボルトを使用する現在のMsの仕様です。このころから、そとん壁という外壁の左官材を使用しています。9年以上経っていてもきちんと庇が大きく伸びている壁は、プロテクトされているのです。
(どんなに耐久性のある壁材でも環境条件が全てです。)
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この5月・6月が白蟻が活発に行動する季節です。この住まい、パーキングに枕木を敷き詰めています。
まず、ここが白蟻のごちそうになってしまいました。9年も経ってくると広葉樹の枕木も一部がぼろぼろとなり、腐っていました。その一部分が白蟻の巣となり、この様子です。
(イエシロアリです。)
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カーポートの引戸、玄関の引き戸と同様に木の建具でよく今も使用します。この住まい手の引き戸の表面材は内地カラ松(長野)。耐水性もよく表面は腐ってはいませんが、下端の小口から雨水がよくあたるので、一部ぼろぼろ状態。戸車のあたる所が腐食して埋木をしなおして、再利用です。10年近い修理をすると、メンテナンスでよく勉強になります。
反省も含めて、耐久性という言葉と図面の内容をどこまで具体的に近づけるかがポイントです。
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南面に隣家がせまっているので、タテ格子を全面的に南面からバルコニーごしにもちだした格子。これも室生森林組合の杉赤味で常に軒下で空気にさらされているので、年経っても大丈夫です。ところどころ黒カビが点々とついているだけで、このカビはアルコールでふけばすぐとれます。
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浴室はコウヤマキの木風呂です。この部分に白アリがよっています。
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床下点検口がなかったので、物入の奥をやぶってみたら、床下が浸水状態です。土間コンクリートから2cmくらいに水がたまっていて、床下の炭袋がボトボト状態です。
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今の施工、お風呂はユニットバスか現場でつくる時、防水をほどこすのですが、9年前はまだMsその技術になっていませんでした。
じゃあどこの家でももれているのと問われれば、すべての家の浴槽の部分でもれています。影響がないのは、かつての住まいといえば(現在も布基礎だけの家も多いですが)土間コンクリートなんか絶対うっていません。すこしずつもれた水は土の中にしめってゆき、いずれまた乾くという繰り返しです。(布基礎のみですから)
蟻道がみえます。土台がヒバです。クリパッキンも問題ありません。
処理として、浴室側カベに防水し、念のため穴を土間にあけておくことにします。

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# by msarch2 | 2009-05-27 17:45 | メンテナンス
近況
この所、多忙でした。
超長期優良住宅の締め切りが最終6月なので、駆け込み申請が数件あり、
Msのプレゼンテーションが数件同時にありました。

大阪は今日、午後から五月晴れです。

Msは千里ニュータウンの中にあり、10k㎡(3.3㎞×3.3㎞)の中に10万人住んでいます。
日本の人口密度が確か1k㎡辺り370人くらいだった思う。その300倍の密度で人が住んでいます。
44年前に開発され1970年の万国博覧会EXPO70で廻りのインフラがブレイクして、
とても交通機関の充実した街になり、Ms三澤はここに23年間住んでいます。

通勤時間3秒
最近は朝、夜明けが早いので嬉しいです。
いつも朝3時半起床、夜10、11時にスタッフが作成した図面をチェック、
朝8時半にスタッフが出てくる頃には私のチェックが終わっているという、
とても時間が有意義に使われています。
その代わりといっては何ですが、夜は巷の小学生の就寝時間より早いです。
実は9時には寝てしまっているのです。

私の家にはチャケという猫がいて、私が9時に寝る頃に察しをつけて、
私のベッドで寝ているという毎夜の風景です。
実はチャケも3時半には起きて来て、いつも私が朝御飯をあげています。
そのチャケも13歳、いつまで一緒に家族としていてくれるのかと毎日祈っています。
長生きしてね、チャケ!


閑話休題
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五月晴れの中、連休中に毎年の風物詩のゴーヤの網掛けをしました。
全部で12株植えつけてから10日後、やっと網にツルを巻きつけたのが昨日でした。
これから9月末日までMs事務所の大開口のガラス面を緑で彩り、
日陰を作ってくれます。























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このピンクの花をつける木、エゴの木です。

毎年5月の連休に鈴なりの花を付けます。Msには白とピンクの2本のエゴの木があり、
この花蜜をご馳走にハチがいっぱい飛んでくるのですが、今年はおかしいです。
ハチが少ないと新聞、ニュースでも聞いていたのですが、これでは実がならないのではと、
心配して刷毛を取り出してきて、花弁を刷毛でかき混ぜて、受粉するようにしてあげても、
10~15本くらいしか出来ません。
諦めていたら今日の朝、クマバチが3匹エゴの蜜を吸っていました。
一安心。


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紫陽花(アジサイ)。梅雨の花といえば、この花しか思い浮かびません。
なんとこの花は日本原産なのです。
ガクアジサイが日本のもので改良した球形のものがセイヨウアジサイ。























Msの庭にもアジサイがたくさん植わっていて、花が少ない夏の庭にサルスベリとアジサイが
色を添えてくれます。

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# by MSARCH2 | 2009-05-14 09:21 | その他
「箕面の家」構造見学会
5月9日(土)箕面の家の構造見学会を開催しました。
当日は暑いくらいのいいお天気で、青空のもと見学の方をお迎えです。
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実は今回の見学会、MOKスクールやHPなどで告知したところ、なんと60人もの方に申込み頂きました!
Ms超長期住宅の第1号ということだからでしょうか、設計や施工などプロの方の参加が特に多かったようです。
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芋の子を洗うようです・・・


まず、超長期住宅の仕様について、MsのJD工法(JパネルとDボルトを使った工法)について、断熱性能についてなどを説明。
下の写真は床の水平講面について説明している三澤です。
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Jパネルの床倍率は四周釘打ちで3.0倍の認定をとっています。
壁の耐震性を重視しがちですが、水平講面を固めることも同じくらい大事です。
火打ち梁がいらない、天井の化粧材にもなるJパネルはとても優秀です。

みなさん熱心に耳をかたむけ、メモをとられていました。

実は、超長期住宅の仕様といっても普段のMsの仕様とさほど変わりはなく、
基礎をより強固な仕様にし、パッシブソーラーのシステムを導入したくらいなのです。
Msでは何年も前から「長持ちする強い家」を意識して家作りを行ってきたということです。
(基礎の性能など詳しくは超長期実況を参照下さい)

説明の後は1階と2階で自由に見学をしていただきました。
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その際、質問を頂いた中で特に多かったのは、Jパネルの施工について。

「腰窓下のJパネルは、どうやって納めているのか?」

Jパネルは、柱に入れた深さ12mmのしゃくりに落とし込み、施工します。
ところが、サッシが取り付くところにはしゃくりが無い。
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「どうやって落とし込むの??」

ということです。

これはそんなに難しいことでもないのですが、
まずJパネルを据えてから柱を立て、横から挟むように施工します。

Jパネルの落とし込み工法は初めて行う場合は戸惑うこともあるようですが、
慣れればそれほど技術のいる工法ではありません。

興味のある方は是非一度使ってみてください。


※今までに例のない参加者数に、嬉しい反面、少し心配もしていたのですが、
みなさんとても静かに、丁寧に見学していただき、無事に見学会を進めることができました。
参加者の皆様、「ありがとうございました」

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# by MsARCH2 | 2009-05-11 21:45 | 長期優良住宅
超長期2件目! 浜松の家 配筋検査
浜松の家は浜松市内の住宅地、敷地南側は地区公園。とても広い敷地ゆえ、私が平屋建ての住まいで十分ですと住まい手に言うと、「エッ!!てっきり2階建てが普通だと思っていました・・・」と結果として2階建てになりましたが、限りなく平屋に近い住まいです。Msのクライアントは建築士の方も多いのです。この浜松の施主も建築士で施工会社をしています。そしてMOKスクールの生徒です。前回のMOKスクール天竜T.Sドライツアーで製材工場を見学に行き、「浜松で家を建てるならT.Sでやらなくてどこでやる」とけしかけました。(半分冗談です)が、そんな熱意で実現して、今日、配筋検査となりました。

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全体写真です。敷地は100坪近くあります。贅沢に建物を配置できます。大阪では考えられません。

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とても綺麗な仕事です。図面の指示通り配筋されていました。スラブ部分はD13、200ピッチで配筋しています。この鉄筋の下に敷き詰めたシート。ただの防湿シートではありません。防蟻材入りのシートなのです。超長期仕様です。


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超長期速報(箕面の家)でも出ていたと思いますが排水配管(サヤ管)です。この配管の中に排水管を通すのでコンクリートを壊すことなく排水管のメンテナンスが可能です。もちろんこの配管をする場所は鉄筋も補強してあります。

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内部型枠も終了です。アンカーボルトとホールダウン金物用アンカーボルト(M16)をセットしていきます。


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型枠固定に使うジャストクリップを利用してアンカーボルトの位置、高さを正確に出しています。もちろんアンカーボルトの下端は立ち上がり配筋に留めてあります。

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この日加工場にJパネルが搬入されました。搬入された枚数・・・なんと300枚です!1枚0.059㎥として17㎥もあります。構造材よりも多い材積です。防火仕様用のJパネルも搬入されていました。Jパネルは外壁15㎜の本実板と組み合わせることで防火構造の大臣認定を取得しています。これにより法22条地域での延焼の恐れのある部分や準防火地域で木部表しの外壁が可能となっています。詳しくはこちら。※Jパネルは静岡:丸天星工業、鳥取:レングス、徳島:山城もくもくの3社の製品に限ります。今回のJパネルは静岡の丸天星工業のJパネルです。構造材は天竜T.SドライでJパネルも静岡の丸天星のJパネルです。ウッドマイルズ(木材平均輸送距離)で考えても相当なCO2削減になっています。浜松の家は平均的な木造住宅の倍ほどの木材を利用した(しかも県産材)まさに「静岡の木の家です」       これだけ県産材を利用しても補助金は抽選のようですが・・・
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# by MsARCH2 | 2009-05-02 16:58 | 長期優良住宅
屋久島の家 完成!!
屋久島の家
やっと完成です!!(98%)

関西の住まい手がリタイヤされ、この地で生活されます。
設計者として、三澤は遠方で普通に仕事をこなし、時間を工夫して、各地の温泉と林産地を周ることがライフワークです。
屋久島で仕事を与えてくれた住まい手の方に本当に感謝です。
「ねこにいわし」状態です。屋久島に合計7~8日も仕事で行ける幸せは、文章では言い表せない無上の喜びがあります。前回の日記で紹介した尾ノ間温泉はその中でも格別です。

閑話休題
屋久島の家のことを説明します。

何度も屋久島の雨と風とシロアリのことを書きましたが、本土の3倍は雨量があるのです。
本州平均1700mm。ここでは、5000mm。世界有数の雨の場所。
一説では、365日どこかで雨が降る場所です。
軒先は深くして、台風の風速40m/sの暴風雨にも耐えられる庇。
雨風が外壁にたたきつけても耐久性がある杉と塗料がプロテクトする外壁。
シロアリから守るための高床式で早期発見が可能な住まい。メンテナンスができる高床式です。


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海を眺めながら、食事できる。このキッチンオープンなのです。
住まい手は、キッチンは片付けのこともあるので、閉鎖的に隠してほしいと要望していましたが、おおらかな島です。そんなものは必要ありません。
この雄大な自然のパノラマの中では人間の生活など、ほんの一瞬のことです。
大自然をいつも目の当たりにして、私たちは自然の中で謙虚に生きてゆくことを毎日の太平洋の中で感じとっていただきたいのです。

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床下パーキングは雨の日の作業スペースにもなりとても便利です。

Msの軒先は異常に深いのです。この写真にもあるように空中バルコニーを存在できるようにしています。
床は、厚さ40mmもあります。
この広いバルコニーは、種子島の風景含めて、雄大な海が毎日見れるのです。
デッキチェアで冷えたビールを味わいながら生活する喜びです。

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床のフローリングから一段上がったところで休みたい。
この東南の寝室は、一番眺めの良い部屋なのです。
ここからの風景がごちそうです。晴れた日には種子島がよく見えます。
タタミは、半畳で3500円程度の無印の畳です。これがまたいいのです。
この立ち上がった畳の下部は収納スペースとして棟梁が工夫してくれました。

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この東南方向の朝日があたる食卓がこの住まいのすべてです。

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高床式の住まいは、バリアフリーではありません。
ホームエレベーターはとても高価です。
高齢のお母様がここを訪問されるとき、高床ゆえに上部に上がれないことを解消するために特別なリフトを購入しました。
業務用のリフトです。30万円もしません。
2M内外までリフトが手動で上下できます。最大荷重300kgです


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屋久島ならではの風景です。水田とコスモスが同時に見れるなんて!!
亜熱帯でしょうか!?

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# by msarch2 | 2009-04-21 21:09 | 新築
アンリ小野原店 OPEN!
アンリ(パン屋さん)の社長は私の山登りの友人、同世代。そして施工はグランマ(工務店)、この社長も同世代。昭和28年の「ニッパチトリオ」でいつも元気に大笑いしながら山登りをしている友人です。
そのアンリがMsの隣にある3店舗目に続き、箕面市小野原に4店舗目をオープンしました。
設計はもちろん、ニッパチトリオのMs建築設計事務所の三澤康彦です。
アンリ箕面小野原店は関西スーパーの南側、お好み焼きのお店「わらい」の南隣にあるマンション1階の一画を外装、内装とデザインしました。
小野原はマンションが建ち並ぶ一画でしたが、都市計画の見直しで数ヘクタールの都市開発でみるみる開けてきました。


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この設計の直前、家族旅行でスカンジナビア、デンマークに居ました。その影響かディニシュデザインの目も覚めるようなレッドのパン屋さんです。日本の町は灰色です。こんなに鮮やかな赤をみると元気がでます。夕方には暖かい光が漏れる。町のホットステーションです。

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入口のファサードはとても高級感漂う感じに仕上がりました。入口枠はタモ、床はチークなのです。内部はMs定番のエコクイーンです。珪藻土がタップリ入っていて店舗特有の臭いを消してくれます。天井もとても高く、Msオリジナルの照明器具がとても綺麗です。


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この奥にパン製造工場があり、熱々出来たてのパンがすぐ食べられますよ。

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屋外のアプローチにはベンチがあり、若いお母さん達が子供と一緒に楽しくグリーンに囲まれています。


詳しい場所は下記地図になります
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# by MsARCH2 | 2009-03-30 18:02 | その他
'08越後杉の家デザインコンペティション
'08越後杉の家デザインコンペティション(完成部門)にて、Msの出展した作品が入選しました!!
数多くの応募作品の中から、優秀賞に選ばれました。


b0111223_12302919.jpg出展した作品です。
A1サイズのボードに材料、性能など情報が解りやすく表現されています。
・断熱性能
・構造
・室内環境
・居心地の良さ










b0111223_1804883.jpg受賞式には、㈱大澤材木の大澤さんに出席していただきました。
大澤材木の棟梁三島さん本当にありがとう!
あなたの仕事の仕上がり見事でした!!












今回、入賞した住まいは、Msのスタンダード仕様に加え、新潟の風土気候に合わせた設計を
しています。


b0111223_12414251.jpg来客を迎え入れる控え目な外観。
玄関は木製建具を使った大開口となっています。
土間玄関は内部と外部を緩やかに繋ぎます。

















b0111223_1235047.jpg軽快な吊りバルコニー、深い庇は紫外線・雨から外壁を守ります。
登梁は梁成36cmあり、1.5Mの積雪にも十分耐えることが出来ます!
















b0111223_12365451.jpg積雪から家を守る高基礎、床下も懐があり、点検も容易に行えます。
基礎内断熱を採用しており、床下を室内と同じ環境にすることで、土台・大引を長持ちさせます。
















地域材(越後杉)、国産材にこだわり、適材適所の木材をふんだんに使っています。
木材の総使用量は57㎥あり、この量は一般的な木造在来工法の2.27倍の使用量です!!
これがMsの創る均整な美しさを持つ構造架構、頑丈な住まいの秘訣です。


b0111223_12374024.jpg物件ごとに軸組模型は必ず製作します。
構造検討も模型があると一目瞭然です。












b0111223_12391288.jpgテーブルには山陰産の赤松や楢を使用。
力強い架構が圧巻です。
吹抜けからの、陽光が心地良いです。
















総使用量は57㎥のうち38㎥は越後杉です。
Msの住まいに欠かせないJパネルも越後杉を使って特別に製作しました。
新潟で育った杉が住まいに姿を変え、その地域の風景の一部となることは
素晴らしい事ではないでしょうか?


b0111223_12383488.jpg壁はJパネル現し・珪藻土(エコクイーン)、床は岩手三陸産の唐松です。
フリースペースは、生活環境に合わせて自由に空間を使うことができる。
















Jパネルは間伐材を利用した構造用パネルです。3月3日のMs日記でもお伝えしましたが、
構造耐力、防火性能ともに性能UPしました!!(大臣認定が下りるのは5月過ぎ)

もちろん、環境への配慮も忘れてはいません。次世代基準の断熱性能をクリアすることで、
環境負荷を軽減し、空調エネルギーを抑えています。
また、ウッドマイルズ指標によるCO2削減率は60.01%あります。
この削減率は、杉の木に換算すると、なんと268本の杉の木が1年間に吸収するCO2量と同じです。

今回、賞を頂いたことは、大変光栄であり、Msが実践してきた住まいの創り方、国産材使用による林産地の活性化、
Jパネル実験・開発の取り組みが評価されたと思っています。
しかし、住まいは、設計者だけでは創ることは出来ません。住まい手、工務店、職人さん、林産地の方、
その他、大勢の人たちの協力があって初めて、創りあげることが出来るのです。
この場を借りて、住まい手並び、関係者の方々にお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございます!!

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# by MSARCH2 | 2009-03-24 14:15 | イベント
岡本の家 祝上棟!
3月に入り少しずつ暖かくなってきました。春はもうすぐです。
こういった季節の変わり目はお天道様の機嫌が良くありません。怪しい天気が続きます。
そんな天気と睨めっこをしながら建て方を始め、無事上棟式を迎えることができました!
(同業者の方は分かりますよね。この気持ち・・・)
さて、地下一階RC・木造二階建のこの住まい。昨年10月末に着工して4ヶ月を経てようやく上棟です。というのは地階RC工事のボリュームが大きいのです。コンクリートの表面には杉型枠を使用し無機質なコンクリートに豊かな表情を出しています。全体的に非常に綺麗で工務店さんに感謝感謝です。杉型枠に使用した板はうずくり+本実板加工を施してあり、綺麗に打つために抜かりありません。
b0111223_1135632.jpgb0111223_1137432.jpg















建築場所は高台に位置し、大阪湾が見ることができます。
地下を設けることで木造一階床部分は地面から約1.5m上がった高さになり、1階からでも大阪湾まで目線が通る寸法です。六甲山からの風通しも抜群です。

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遠くには神戸の町も見え、空も広がり気持ちの良い場所です。そこに吉野杉を使用したMsの建物がよりいっそう気持ちの良い場所になるようにお手伝いさせて頂きます。

今回のチーム紹介を・・・
工務店はコアー建築工房さん。
構造材は吉野の阪口製材になります。Msの中でもAAAランクの構造材を調達して頂きました!八角棟木、300×120の梁、芯去柱、化粧垂木などなど。。







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見て下さい!迫力満点の330角の八角棟木!見事に全て赤身です。大径木でないとこのようにはいきません。この棟木により下階の広がりがある空間は確保されています。
阪口製材さん、ありがとうございました!









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棟木を納める横田さん。
青空を後に男前です。
建て方お疲れさまでした!






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棟木には60×120の垂木が@455でかかります。









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野地板はJパネルですが今回は特注Jパネルです。吉野杉のラミナ材をJパネル製作先のレングスに送り特別に作って頂きました!構造材同様、赤身の張った良材です。

写真にあるJパネルに空けてある穴ですが大きな方は通気穴です。小さい方はビス止め付け用の座堀です。防虫網も既に張ってありました。大工さんの段取りが素晴らしい。感心です。








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上棟おめでとうございます。
大工さんもお疲れ様でした。
(ちなみに手前が戸高棟梁)
竣工までよろしくお願いします!

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# by MsARCH2 | 2009-03-12 11:43 | 新築
箕面市T邸着工!
3月7日(土)、箕面市のT邸が無事地鎮祭を迎えました。

住まい手であるTさんは、三澤が美建時代お世話になった先輩の息子さんです。
縁あってこうして設計依頼を受け、無事着工の日を迎えることができ、とても嬉しく思います。


30代のご夫婦と小学生のお子さんふたりが住む木造2階建ての住まい。
敷地は駅までも近く利便性に富みながら、足を延ばせば箕面の滝までもすぐ、という好立地に位置しています。

今回のT邸はMs事務所で手がける「超長期優良住宅」の第1号。

強度の高いベタ基礎、メンテナンスを考慮した設備配管、省エネにも配慮し住宅の性能はかなり高いグレードです。
そういった長く住み続けるための性能を備えながら、MOKスタンダードに近いシンプルで低コストな住宅となっています。
派手さはないが、中身のしっかりしたシンプルで気持ちのいい木の住まいといったところでしょうか。
若いTさん一家にぴったりの住まいです。

**国交省の捕補助を受けた長寿命住宅、基礎工事から竣工に至るまでのプロセスを順次Ms日記で公開したいと思います。**


今回はTさんが方除で有名な京都 城南宮さんで御札を頂いて来られ、当事者だけで略式の地鎮祭を行いました。

連日の雨模様の中、この日はお天気も良く暖かい一日となりアットホームなお式となりました。


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家族みんなでの共同作業、お子さんたちも率先して参加されていました。
小さい時の家づくりの体験がいつまでも思い出として心に残ってくれるといいなと思います。



最後は全員で乾杯!!
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住まい手、工務店、設計者 気持ちをひとつにみんなでよい住まいをつくっていきます。
今回の施工はMsの物件をいくつも手がけていただいている、お馴染み「羽根建築工房」さんです。
大工集団である羽根さんならではの、手刻みによる加工も今からとても楽しみです。


今後見学会なども開催する予定でいますので、お楽しみに。

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# by MsARCH2 | 2009-03-09 19:20 | 長期優良住宅
Jパネル性能アップ!!・・・大臣認定へ

国交省地球木造住宅活性化事業
国土交通省の補助を得て、Msが10年前から手掛けている杉三層パネルの耐震性能・防火性能がやっとこの3月で見極めることができた。
多くの工務店・設計者がJパネルを使用しているが、壁倍率という構造用面材の剛性・強さが2.5倍であった。
これは、べニア12.5mmと全く同じなのです。
新しく構造試験の基準が変わった中で、Jパネルも再度剛性の試験をと思っていたが、なにぶん試験費が、500万円ほどかかる中で、中小企業として指をくわえているしかなかったのですが、
国交省の今回の事業で、なんと大臣認定に対してもお金が出るようになりました。とてもうれしい!!
3月末までの大臣認定試験で、2Pで3.6倍、1Pで3.2倍といただき、新年度あたりから、この数値で構造に載せることができます。(ただし大臣認定が下りるのは、5月すぎ)


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「準耐火性能」
去年、防火構造としての大臣認定をとり、今回のテーマは、準耐火構造であった。
市街地の中で、3階建の木造をつくる時、ネックになってくるのが、室内の壁天井の木部である。
日本の法律では、市街地でせっかく木造で建てたとしても内装・天井構造材は防火の内装制限を受けて、木部を現しにすることができない。
これを突破するためには、実物大の試験をして、火が45分間(屋根は30分間)燃え抜けないこと確認して、大臣認定を取るしかないのである。
30分の防火構造に比べて、45分という時間はハードルが高い。
防火研究の安井さんと打ち合わせをしながら、Jパネルにもう1枚防火上有効なパネルを付け加えることで、
今回45分をクリアーしている。
屋根・床・壁とそれぞれに対しての大臣認定をとり、今年初夏頃からは、念願の木造3階建て内部構造体現しとして成立する運びとなった。


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Jパネルの実験と研究を続けること10年。Jパネルの進化は今年でようやく品質・性能のグレードアップを図り、定義した。
後は、よりたくさんの方々にこの杉三層パネルを使用してもらうだけであろう!!

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# by msarch2 | 2009-02-26 19:32 | その他
宮崎から屋久島へ
宮崎市内の住まい手から「木の住まい」を依頼された。
住まい手は以前、日向市内で建てた平屋のイブシ瓦の住まいも外から見学されている方で、
自然素材、自然熱エネルギーへのこだわりを強くもつ方である。
奥様のおじい様が植林した杉を今回の「木の住まい」に利用したい。地産地消の住宅に住みたいと。
宮崎市内から車で30分ほどの所に山林があり、40数年生のオビ杉がある。
ミカン畑と杉山とが共生していて、のどかな風景が広がっています。
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ご存じないかもしれませんが、宮崎県は全国一の杉の生産量を誇っています。杉だらけです。
四国、九州の杉山は特に冬目(年輪の濃い部分)がはっきりしてワイルドな感じがします。
年輪が43本ありました。ただこの分量だけでは一軒の住まいの構造材としては不足です。
土台、柱、梁は長寿命の住まいを創るためにも、高齢木60~70年の樹が必要です。
樹の外側の白い部分の少ない赤味勝ちの杉丸太がどうしても必要です。
谷口工務店は以前から地域材を使用している関係で、この周辺の杉丸太が蓄積される宮崎木材市場に
杉丸太を見に行ったところ、この季節、1年でいちばん杉丸太が集まっている。
この70年生の杉、とても素晴らしい。
主要構造材はこれでゆく!と。住まい手、工務店、Msで意見が合致!! 
どんぴしゃのタイミングでした。
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途中、田野町を車で通り過ぎると、何かとても見たことのない風景がありました。
谷口氏いわく、田野町は切干大根の全国一の産地なのです。いったい何本あるんだろう・・。
絶景です!!
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その夜は住まい手、谷口工務店、Msの三者顔をあわせての親睦会。
関西であれば酒といえば日本酒ですが、九州は焼酎です。
宮崎の地鶏もとてもおいしすぎます。
次の日、早朝からバスで移動し、鹿児島空港から屋久島でY邸の現場監理です。
私は天下御免の晴れ男です。どんな悪天候でも、私が現場に行くときは晴れています。
屋久島も先週まではずっと雨で、風も強く、屋根工事がなかなか終わらなかったようです。
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双発機ボンバルディア(カナダ製)に乗り、上空3,500Mから桜島・開聞岳がよくみえます。


この雄大な屋久島!!この遠方の山の中に今回の建設地があります。
すごい光景です!!!
屋久島は火山島ですめずらしいことにすべて岩山なのです。
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屋久島はすでに春です。梅、レンゲ、菜の花が同時に咲き、気温20℃。
このY邸いままでもMs日記で載せていますが、雨がふっても大丈夫なのです。
高床式の住まいなので、床下で十分建築資材がおけるし、作業もできます。


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外壁は杉のラフ(製材したてのギザギザ)の18mmなのです。
軒先が1.4Mもでていて、外壁を雨から守ります。
Msはいつもオスモ塗料(ドイツ製)、今回は外部環境が厳しいので、
オスモカラーウッドステインプロテクター、強靭です。
また杉板の表面がギザギザなので、とても吸込みが良すぎます。
予定であれば1缶あれば十分なのですが、倍使用しました。
それだけ耐久性のよい外壁になったということです。
あと2か月もたたずに完成の予定です。廻りをグルグル見渡しながら感心しました。



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大阪であればただ単に仮設トイレを置いているだけですが、
さすが屋久島、台風銀座なので、飛ばされないように
コンクリートの重しががっちりと固定されています。







室内作業も順調に進み、天井裏にはびっしり、断熱材を入れます。
(断熱材:パーフェクトバリア、ポリエステル製)
亜熱帯でも、この山中は寒いのです。

天井板も美しく、これは大分の横尾製材が入れてくれました。
節はまったくなく、後1年もすれば白いところ、赤いところのムラがわからなくなります。
(なぜかって、太陽光線で杉板が焼けてくるからです。)

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b0111223_18514045.jpg本間製作所の薪ストーブ 
100Kgあります!!















仕事も一段落して、私は迫くんを現場に残し、少しリラックスタイム・・・尾の間温泉(かけながし)です。
少し温度が高めですが、とても気に入っています。
11時頃はいったので、だれも入浴していません。しめたとばかりにカメラを持ち込んで浴室の風景です。
浴槽の下には玉石が敷き詰めてあり、温泉が少しグリーンです。
1人悦楽の時間です。この温泉があるので、屋久島の現場楽しいのです。


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# by MSARCH2 | 2009-02-12 17:11 | 新築
北欧三都巡り
友人からメールを頂いた。
[最近のMs日記、動きがないが三澤さんは入院でもしているのかと思い心配していました。」
ありがとうございます。親しい方にそういわれること、とても嬉しく思います。
12月末から2月始めまで国土交通省の超長期に採択されたことや、
Jパネルの防火・構造の大臣認定などでMsは多忙の毎日でした。
1月の下旬、恒例になっていますが、家族3人で極寒の北欧に行って参りました。
私はヘルシンキは6回目、娘は3回目、文子さん4回目と家族みんな北欧の文化が大好きな家族です。
北欧のデザインが建築設計している者にとって、とても身近で感じるのと、ヨーロッパの観光と違って、
人口も少なく、物静かな街並みがとても大好きなのです。
皆さんもご覧になったヘルシンキの下町が舞台になった
「かもめ食堂」(出演:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ)も、
映画のシーンはとても静かで透明感のある街並みが出てきます。
私たちの住んでいるアジアはとてもバイタリティがあり、人口も多く喧騒の中の動きのある街です。
日本もそうですが、建物の壁は広告を取り付けるための壁となりさがり、街の静寂は広告音の中に
跡形もなく、TVはバラエティ番組しかない中、北欧は全てが逆なのです。
いつもは、関空からフィンエアー(フィンランド航空)で行きます。
北欧の旅はこのフィンエアーから始まります。今回は、まずコペンハーゲン(デンマーク)で一泊しました。 
デンマークはデザインの第一人者といえば、アルネヤコブセン。
彼の代表作といえるSASロイヤルホテル、コペンハーゲン駅の目の前に唯一高層建築としてのホテルがあります。
すべての調度品をヤコブセンがデザインしています。


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客室のデザイン、今から40年も前の建物ですが、ヤコブセンのデザインは古びることなく今も新鮮に感じられます。
現在のデザインはとても短命です。1~2年もすれば、ファッションとして使い捨てられてしまう中、北欧だけでなく、
日本のデザインも1950~1960年代がとても華やかに開花した時代ではないでしょうか?
日本の柳宗理のイス・スプーン・調度品など今も新鮮に現代の若者に利用されています。


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コペンハーゲン郊外のルイジアナ美術館
郊外の森の中にうまく位置付された美術館です。
驚いたことに日本の「MANGA」がとても大きな話題を呼んでいます!
「江戸」「動画」「バイオレンス」「エロ」「妖怪」「浮世絵」などMANGAの紹介があり、
老人から子供まで大好きそうでした。
日本人として、少し嬉しかったです。



そして、三都物語の三番目はViennaウィーンです。
去年はチェコのプラハ共にアールヌーボ、ゼゼッションと1900年代初頭の新しい文化芸術の誕生がここにあります。
プラハとウィーンはたった数百キロしか離れていません。

郵便貯金会館
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ウィーンといえば設計者の誰もが
訪れるオットワグナーの代表作です。
この当時、開発されたアルミニウム、
永遠に錆びない金属をいたるところに
使ってのデザインがあります。
(当時ステンレスは未だ世に生まれていません。)










オットワグナーはウィーンの駅を50以上もデザインしたのですが、
現在残っているのは、たった3つしかありません。
日本では今から100年近く前に建てられたお寺だけが残っているが
商業建築で100年経ち、それが今も使用されているものなどありません。
東京タワーでさえ、50年であれだけ大騒ぎされています。

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# by MSARCH2 | 2009-02-09 11:56 | その他
屋久島の家が上棟しました!!
屋久島にもついに、Msの住まいが建ちはじめました。
高基礎の上の平屋+α(物見台)の住まいです。

12月22日(月)は屋久島の家の上棟式でした。
建方は、19日から。雨の多い屋久島で、この期間は雨が降らないことを祈るばかりでした。
上棟前日までは快晴で、棟を上げることはできましたが、宿(大工さんの家)に帰ってしばらくすると土砂降りとなり、ブルーシートだけの現場が心配であまり眠ることができませんでした。朝、窓の外を見てもやはり雨・・・。
宿のある宮之浦(島の北)から現場(島の南)まで、車で40分の距離。現場に近づくにつれ、不思議と雨が止み、濡れた道路も無くなり、現場付近は、昨夜からまったく雨が降っていないようでした。高い山々のある屋久島では、北と南で天気がまったく違うこともあるとのことでとても貴重な体験をしました。

さて、現場は、大工さんにとって初めてのJパネル落とし込み・Dボルトでの接合。
平川棟梁の指揮の下、少々苦戦しながらも、丈夫な躯体が姿を現しました。


①高基礎の上の土台(270角の杉)にJパネルを落とし込みます。今回の構造材は、大分のトライウッドの構造材。屋久島は杉で有名ですが、使えるのは戦後の樹。Msグレードではありません。
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②住まい手の要望は、絶対海が見たい!2階が居間です。ここから種子島も遠方に見えます。
構造材(柱・梁)すべて赤味のきれいな天乾です。
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③北側は、屋久島の山々。物見台からは、海も山も眺めることができます。屋久島では合板は禁じ手です。すべて杉材で野地板でつつまれます。
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④高床式の住居 山側から大雨が降っても、この高基礎が木の住まいを守ります。
厚さ20cmで鉄筋がダブルで入り、この鉄筋コンクリート基礎だけで50tはあります。
軒先が1.7mもあり、降雨量4500mmから住まいを守ります。
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⑤平川棟梁(写真奥)と施主さんで建物の4隅を清め、土地の神様へ上棟できたことの感謝とこれからの無事の竣工を祈願しました。
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⑥道路から見上げた屋久島の家。山の中にどっしりと構えています。完成の来年4月が楽しみです。
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# by Msarch2 | 2008-12-24 20:53 | 新築