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住む。季刊 春 No.37

この度、東北を中心とした大震災で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
まだまだ余震が続き物資の供給も行き渡らない状況の中、何ができるか考える日々を過ごしています。
被災地にはMsとも関わりのある材木屋さんがあり、会社は津波で壊滅状態。
震災に負けずに再興してほしい。


15年前の阪神大震災から多くを学び、木の家の設計を続けてきたMs
津波で流される木造家屋を見るに
木の家が試されていると感じます。
地震にも耐えうる骨組みのしっかりした木の家を造るため
Jパネル、Dボルトなど構造用部材の実験・開発はますます大きな意味を持つことでしょう。




さて、『住む。季刊 春 No.37』にMsが9ページにわたって掲載されています。


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25年前大阪千里ニュータウンに居住し、子育てもあることで
大阪市内での仕事場をあえて選ばずに
住宅地の中での住宅設計をはじめました。


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その間に改装を何度か繰り返し
Msと三澤一家の職住近接の住まいと仕事場を
いかに心地よく創るかを思考してきました。
町内の問題、近隣に建つマンション群と町内会との闘争など
生活者として24時間住む・仕事するを実践してきました。
私達の暮らしの25年を見ていただけることと思います。


そしてそして、以前Ms日記の中で少しだけ触れた通称『Ms(エムズ)本』の初版が手元に届きました。
一般の方でも興味深く読める内容で、全200ページ。
「素材」「仕上」「性能」「生活の工夫」
住宅設計のノウハウを余すことなく詰め込んだ1冊です。
販売は間もなくで、価格は3000円です。
皆さん、首を長くしてお待ちください。


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by MsARCH2 | 2011-03-31 17:43 | その他
豊中市S邸 土台敷き・建て方
b0111223_20383271.jpg緑地公園の近くにある豊中市のS邸が、
先週土曜日(26日)に土台敷き、今週建て方を行いました。
施工はお馴染みの羽根建築工房さん。
予定では建て方の前日に、土台敷きを行う予定でしたが
天気予報から判断し、先週末に行うことになったのです。

予定はあくまで予定です。
何事にもその都度その都度、的確な判断と行動が大切なのです。

b0111223_2039782.jpg土台敷きが済んだ後はしっかり養生をします。
基礎全体にブルーシートを被せて周囲を養生し、雨対策は万全です。

b0111223_20393939.jpg実はこのブルーシートの中には、、、

雨を外部に押し出す工夫があります。
棟梁の提案でアーチ状の〝屋根〟が組まれているのです!
ただシートをかけただけではシート中央部に雨がたまって土台がぬれたりするのです。

一時の雨対策の中にも棟梁の「こだわり」が詰まっているのです。


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棟梁作の〝屋根〟により身を守られた土台は、建て方一日目には燦々と日差しを受けています。
土台の上にはJパネル、構造材が並んでいます。何気なく積まれていますが、この並びは計算されているのです。
というのも、建て方をスムーズに行うには段取りが重要です。
どの柱から立てていくのか、どの壁から施工して行くのかを考えその順番に沿って柱・梁・Jパネルを積んでおきます。
大工さんは、シナリオを書き演出まで行う一流の俳優さんなのです。


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段取り通り、順調に壁が落とし込まれていきます。
壁、胴差しが順に組まれていき、赤味の柱(三重県の松阪木材さん)に惚れ惚れしつつ、柱脚金物やDボルトでフレームを固めていきます。

b0111223_2053372.jpg紹介が遅れましたが、
今回の豊中の家S邸の棟梁、藤本棟梁です。
棟梁の鉋がけをする棟梁の目は何とも緊張感が伝わります。

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2日から建て方を始めて、3日のお昼には棟が上り垂木も納まりました。
今回の構造材は全て三重県の杉(土台のみヒノキ)です。
下から順番に土台は尾鷲ヒノキ、赤味が素晴らしい柱は熊野、梁は波瀬から、リズムよく並ぶ垂木は美杉。
名前の通り美しい杉です!三澤も大満足で思わずカメラを持つ手に力が入ります。
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この写真をばっちり押えています。栗の大黒柱(八角)と杉のコントラストが非常に印象的です。
3月3日桃の節句、大安です!建て方にもっていこいの日和に栗の大黒柱が堂々としています。
Msではよく大黒柱を八角にします。住まいの中にメリハリを生み出すのです。
これから繰り広げられる住まいを、頭に思い描きながら事務所に戻りました。

これから5月末まで現場では
棟梁はじめ大工さんの「こだわり」や欠かせない「段取り」をしっかり見させていただきたいと思います!

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by MsARCH2 | 2011-03-03 20:39 | 新築