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豊中の家、着工しました
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昨年末、豊中市のS邸の地鎮祭が行われました。

緑地公園からすぐ近くの住宅地にあるS邸の敷地は、
角地と水路に面していることで3方向が開けていているのが特徴です。
将来的なライフスタイルの変化に対応しやすく計画した、木造2階建ての住宅です。
もちろんMsの長期優良住宅先導事業に基づいています。

住まい手さんのご姉妹が同じ豊中市に住まわれていて、
Sさん一家、工務店、Ms含めた7名で地鎮祭が行われました。
冷たい空気の中、原田神社の神主さんによる祝詞が響き渡り、身が引き締まります。
地の神様を鎮めて、竣工までの工事の無事を祈りました。


年明けには、構造材の検品に三重県松阪市にある松阪木材に監督・棟梁と行きました。
今回の施工は、Msでお馴染みの羽根建築工房さんです。
松阪木材さんには年末に上棟後と竣工後のMsの別の物件に足を運んでいただき、
Msの構造材のグレードを実際に見ていただきました。
大壁として構造材が見えなくなる納まりではなく、真壁で竣工後も永く化粧構造材として
住まい手を包む構造材です。Msのグレードに松阪木材の竹内さんも驚かれていました。
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ウッドピア松阪という大きな木材団地の中にはいくつもの木材会社があります。
その中にある松阪木材さんで検品作業の開始です。
土台・大引はヒノキ、その他の構造材(柱、梁、垂木)はもちろん杉の赤味です!
含水率は材によりばらつきがありましたが、よく乾いています。
9寸の梁も持ち上げられて、乾燥の良さが体で認識できます。
そして、この小口!しっかりと目の詰まった材です。
今回は仕上がり寸法+5㎜の荒木の状態での検品でしたが、
赤味勝ちのきれいな構造材。455㎜間隔で並ぶ垂木をはじめ、今から上棟が楽しみです。
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藤本棟梁作の1/20の軸組模型、棟梁の冬休みの宿題だったようです。
模型は赤味勝ちではありませんが。。。刻みや建て方をスムーズに行うためには欠かせない模型です。


さて、先日は地盤改良工事が行われました。
Msでは設計依頼のあった早い段階で地盤調査を行い、敷地の状況を知ることおろそかにしません。
いくら上モノが構造的に強くても、その足元が軟弱であれば全く意味がないのです。
このS邸も地盤調査が行われ「地盤改良が望ましい」という結果だったため、
地盤改良が行われることになりました。
b0111223_10545016.jpgb0111223_1055553.jpg今回の改良工事は砕石パイル工法という方法を採用しています。
この工法は、まず基礎形状や地盤調査の結果から設計された箇所にドリルで
設計深さ(今回は3Mと3.75M)まで掘削を行い、そこに砕石を投入するという流れです。
この工法の利点は、施工中全くと言っていいほど埃がたちません。
というのも、通常用いられるセメントによる地盤改良工事では、
撹拌する際に少なからず埃がたちますが、ここで用いるのは砕石のみなので埃知らずです。
砕石は20~40㎜程度の自然石砕石を使用していて、環境にも近隣の方々にも優しい工法なのです。



b0111223_19494196.jpg今週頭には「木配り」をしに羽根建築工房の加工場へ行ってきました。
「木配り」はMs日記の中でどの物件にも出てくるお馴染みの言葉ですが、
どの材をどこに使うかを決めていく作業です。「番付け」とも言います。
先週、松阪木材さんで構造材の検品を行った時には荒木の状態でしたので、
この日が構造材の仕上り面との初対面となります。
もちろん、これまで300軒を超える住宅の木を見続けていると、荒木の状態でも良材かどうかの判断はつきますが、
やはりモルダー掛けのされた仕上り面を見るのはいいものです!
荒木の状態から期待通りの材です!すばらしい!
野物といって、化粧で見えてこない材が一部あるのですが、どれもいい材で野物とするのはもったいない!優劣付けがたく、贅沢な悩みです。

b0111223_19502374.jpg木配りの後は加工場で手刻みの打合せを行いました。
棟梁の手で一つ一つ加工がされていくのです。
これから上棟までの約1カ月じっくりと手刻みの時間です。

b0111223_19505351.jpg木配りの前にMsがストックする木材を見に倉庫へ行きました。
というのも、今回の豊中の住まいの大黒柱を選ぶためです。栗の大黒柱です。
栗は広葉樹で重いので、よく乾いた杉のように〝コロコロと〟、とはいきませんが、
〝ゴロゴロと〟転がして色目や節を確認します。
手前の2本が豊中の住まいの中心に構える大黒柱に決まりました。
その他の構造材同様、棟梁の手で加工され化粧構造材として生まれ変わるのも、もうすぐです!


2月末から3月頭予定の上棟が待ち遠しい毎日です。

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by MsARCH2 | 2011-01-27 14:15 | 新築
2011年のスタート
新年おめでとうございます。
今年のMsはイベントが目白押しです。今回はそれらを少しご紹介します。

b0111223_1735749.jpg去年末は『木の家リフォームを勉強する本』が(社)農文協から出版されました。
三澤文子が企画コーディネートしています。
180ページほどある内容。
住まい手、設計者、工務店、全ての方が興味深く読める内容で、
住まいを新築と同様にリフレッシュできる“How to”が全て書かれています。
TVに出てくるbefore・afterというものではなく、
骨組、基礎から鍛えなおすという技術、生活の快適性についてetc・・・
これらが技術書という形で書かれています。




そして今年は春にもう一冊、
『Ms(エムズ)本』
が出版されます。
これはまだ水面下のシークレットにしたいお話ですが・・・。
もう2011年1月です。順調にゆけば3月に出版されます。
25年間、全国で330軒以上「木の家」を創ってきたMsの
「素材」「仕上」「性能」「生活の工夫」全てが分かりやすく一冊の本にまとめられています。


ちょうど出版の頃、東京・新宿オゾンにて『鳥取のみどりのちから』と題した展示会が開催されます。
Msがこの展示会のプロデュースをしています。
開催時期は3月16(水)~27日(日)、Jパネルを使ったデザインコンペも開催されます(賞金はなんと50万円!!)

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詳しい内容はこちらからご覧ください。


そして、そして・・・。
MOKスクールは16期目に入り、設計者、工務店など「木の家」を創る専門職向けにプロの講座を続けていますが、
これに加え今年は「MOKゼミ神戸」という住まい手対象のセミナーを開催します。
以下、案内パンフレットより抜粋。

●MOKゼミ神戸開催にあたり
4月から神戸トアーロード・リビングスギャラリーにて、住まい手対象のセミナーを開催いたします。
現代はインターネットの普及により、聞きたいこと知りたいことが瞬時にパソコンで検索できるようになりました。
知識を重ねてゆくということでは便利な道具ですが、
「住む」ということは人生の生き方と同等語のようなものです。
自分の人生までパソコンは親切に教えてくれませんし、また教わるものではありません。
生活を創っているものは色々とありますが、私達は「住む」器としての「木の家」をセミナーで語ります。
日本の山の樹から創る杉、桧のこと、自然災害(台風、地震)に強く安全に住まいを創る術、室内空間を楽しく心地よく創る工夫、
住まいの器としての家と、道、街路との接点の庭を創る術など「暮らし」をここち良く創る工夫を分かりやすくお話します。
Ms建築設計事務所は25年間で全国で330軒、それぞれの地域の環境、地域の木材、大工職と住まいを創ってきたこと、
そしてここ関西での「木の家づくり」を語ります。

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※講座内容、講師の変更は正式に決定したものではありません

あくまでも一般の方、木の事、建築の事をまったく知らない方に向けた勉強会です。
まだ正式に募集はしておりませんが興味のある方は是非Ms事務所までお問合せください。

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by msarch2 | 2011-01-07 18:46