<   2009年 08月 ( 3 )   > この月の画像一覧
西宮市のA邸が上棟しました
先日西宮市のA邸が上棟しました。
8月の暑い陽射しの中、テキパキと工事を進めていく大工さん。本当にお疲れ様でした。
写真左が完成模型写真。右が建て方終了時です。
b0111223_941113.jpgb0111223_165231.jpg















今回のこの住まいのテーマは広い空間のLDKです。

『約21帖の空間を柱無しでいかに広く見せるか』

LDKに120×300のきれいな梁を60cmごとに架け、
その上に吉野杉のJパネル(Msオリジナル)を留め付けることにより
ワンルームの剛性をより強めます。
下の写真が建て方の時写真です。


b0111223_16432557.jpg材は和歌山田辺の廣本林業さんから。
今回も美しい材を入れていただきました。
中央の大黒柱はなんとチークなのです!
それに絡めてキッチンの天板もチークとし、
上質な空間が生まれます。



















b0111223_1522037.jpg上から見るとこんな感じです。
リズミカルに梁が渡っているのがよく分かりますね。















b0111223_1525411.jpg上棟後の写真です。
上品な吉野杉Jパネルに
奥行きを感じさせる梁の列がとても美しい天井です。





















2階にはご主人と奥様の各個室と納戸が計画されています。
b0111223_1602625.jpgb0111223_99154.jpg























写真左)2階個室。1.5寸の屋根勾配で緩やかに登り梁が渡っています。
写真右)そして、Msの定番。吊バルコニーの吊パイプです。
こうやって建て方の時に梁に吊っておき後で床と手すりを施工します。
このシステム、他の設計者の方にもとても評判がよくいろいろな現場で採用して頂いているようです。



A邸は長期優良住宅の認定を受けていますので耐震性能も等級2以上を必要とします。
そこで力を発揮するのがJパネルです。
耐力壁としては現在2.5倍の壁倍率ですが、それももうすぐ3.6倍に認定変更の予定です。
3.6倍の認定を受ければ構造用合板を足し合わせなくても必要な耐力を確保でき、
結果コストも手間も省け、よりすっきりとした壁になります。

b0111223_9213444.jpg棟梁の仮谷さん。
玄関収納を納める開口を作っているところです。
開口部の上の垂れ壁もJパネルです。
このような垂れ壁もJパネルでしっかり固めれば
十分な耐力を発揮します。



















また、Jパネルは水平構面への使用がかなりおすすめです。
というのが、床倍率3.0倍を確保しながら
天井仕上材として使用できるものがとても少ないからなのです。
b0111223_1634895.jpgb0111223_16342362.jpg




















がっちりと固められた2階の床。
地震力や風圧力を耐力壁に伝えるため、水平構面を固める事は大切なことです。

これから約4ヶ月、12月の竣工に向けて工事を進めて行きます。
工事の進捗は随時Ms日記でご紹介していきます。

[PR]
by MsARCH2 | 2009-08-25 15:55 | 新築
申請ラッシュ!!
エムズ事務所は、ただいま申請ラッシュです!!
超長期住宅モデル事業や長期優良住宅の国交省からの補助の期限に間に合わせるためには、
1月末には竣工していなければなりません。
そのため、もうすぐ着工の物件が何軒かあり、着工前の申請に追われています!

先週末から3物件を立て続けに、役所の申請に出しました。
超長期住宅モデル事業や、長期優良住宅の申請は、
構造の計算(基礎構造・床倍率・梁の計算・接合部の計算など)
温熱環境の計算(熱損失係数の計算・日射取得係数など)も必要で、
通常の申請書類と比べて、ボリュームも3~4倍に増えます。
b0111223_16554687.jpg


b0111223_1656768.jpg


これは、豊中市に建つ木造2階建て(延27坪ほど)のコンパクトな家の申請書です。
長期優良住宅・フラット35S・確認申請と3種類の申請が必要で、提出ファイルも7冊になります。

確認評価機関も審査内容が増えて大変でしょうが、
9月の地鎮祭までに確認済証をおろしていただくために、これからも調整が続きます。

自動車も同じですが、スペック(性能)が大きく問われる時代となりました。
数年前までは、耐力壁ぐらいを注意していれば、十分に申請書として成立していた「木の住まい」。
CO2の削減、耐震性能など、数式を入力していかねば、評価機関がYES!と言わない時代に突入しています。
性能には、住まいの美しさなどは関係しないことになっています。
もちろん、Msの「木の住まい」は性能評価もグレード良く、街並みとしての住まいも気持ち良いデザインがあります。

[PR]
by msarch2 | 2009-08-18 16:59 | 新築
長期優良住宅モデル「牧落の家」竣工しました
大阪北部、箕面市内にて延べ床34坪のコンパクトな住宅が完成しました。
羽根建築工房の松ちゃん(愛称)若干27歳の初仕事でした。

土台、柱、梁 14㎥
Jパネル240枚 14㎥
杉、カラ松パネル 約50枚(家具用)

一般在来木造住宅の2.5倍の木材を使用しています。
これだけの量の仕事を約5ヶ月以内で仕事しなければいけません。
精度とスピードが常に必要なのです。


f0200917_18244787.jpg
■外観■
外構が工事中です。
道から見たこの住宅は都市に浮かぶ舟のように見えます。
Msの場合、デザインが先行して外観が決まるわけではありませんが、
2階に居間をもつためにデッキが船舶のスタイルと合致したようです。
居間から続くMsオリジナルの吊バルコニーが南と西にたっぷりあります。
バルコニーの横格子は道行く人々からやさしく室内の目隠しの役割を果たします。
軒先は南側1.8m、西側1.2mもあります。
雨の多い日本、最近建築雑誌に出てくる白い箱だけの家は
スタイルは格好いいと思っているようだけど、
雨の日に窓が開けられない住宅は機能しません!!











f0200917_1830045.jpg
■ダイニング■
チークの大黒テーブル。大人8人は十分に座れます。
キッチン・テーブル等の建築工事費は120~30万円でできています。











f0200917_20504618.jpg
■図書室■
キッチンの奥は4帖の個室と図書室。
写真は家族全員が使う図書室です。
奥にはピアノも位置し、本を読んだりインターネットをしたり、
家族のもうひとつ居間です。
本棚は幅3.4m高さ2.0m。
厚さ2cmの本なら1000冊(!)も入ります。
そして、室内の荷重も十分にJパネルが支えてくれます。


















f0200917_2051121.jpgf0200917_2051129.jpg
■外部バルコニー■
南面、奥行1.1mもある上小節のヒノキ(森昭木材)
横格子もとてもきれい(廣本林業)
2階にいながら屋外に対してOPENにできます。

















f0200917_20513224.jpg
■シェスタソファ■
Msの住まいに100%といって言いほどついています。
お昼間ここで昼寝をしていると、とても心地いい!
クッション下部には引き出しもついていてブランケットなど十分に収納できます。













f0200917_20515326.jpg
■チーク大黒テーブル■
ちなみにMsで使用している椅子を並べてみました。
これらの椅子、普通の椅子の大きさの1.5倍は十分にあります。
座り心地がとてもいいのです。












そして、8/2(日)長期優良住宅モデル第1号として完成見学会を行いました。
構造見学会と同様、60人近くの人に来ていただきました。


f0200917_20522649.jpgf0200917_20523632.jpg


今回長期優良住宅の構造材、見学に来られた設計者、工務店、100%の方々がその美しさに驚かれます。
芯持ち構造材でこれだけの品質は廣本林業だからこそできるものです。

Msの長期優良住宅モデルは現在
●富田林市(大阪)
●つくば市(茨城)
●新潟市(新潟)
●浜松市(静岡)
●蒲郡市(愛知)
●愛知県幸田町

と工事進行中です!

[PR]
by MsARCH2 | 2009-08-07 09:13 | 長期優良住宅