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新潟さつき野の家が完成
新潟でMs2棟目となる住まい「さつき野の家」が完成しました。
30代の住まい手の「木の家」です。

寒さのきびしい新潟。外には雪も残っていましたが、中はとても快適な暖かさ。
基礎断熱など、次世代基準をクリアする断熱性能はもちろんのこと、割安な深夜電力を利用して蓄熱する、蓄熱式暖房機を取り入れて、家全体をまんべんなく暖めているのです。
また、ふんだんに使われている木や珪藻土も空間を暖かく包みこんでいます。

樹齢100年程の杉構造材、天井材、壁のJパネル表面材などは、地元の「越後杉」を使用しています。
新潟県で林務関係の仕事をしているご夫婦にぴったりの「越後の木の家」となりました。

工期中の新潟では、中越沖地震も起き、大きな被害も出ましたが、Msの住まいは、阪神淡路大震災の経験でつちかった地震に強い住まいです。JパネルとDボルトを使用し、構造検討も十分に行い、地盤改良杭も打ち込み、地震で倒れない自信があります。



キュービックな外観。これから行う植栽工事が完了すると、落ち着いた外観になります。
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吊バルコニーと格子
外部とのつながりや太陽光利用も考え、南側は大開口。2重建具や風除室的空間を設け、熱損失を軽減する工夫もしている。

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1階のリビング
床は、岩手三陸産の天然唐松。徐々にあめ色の美しい床と姿を変える。
壁には、珪藻土(エコクイーン)を使用し、室内空気環境の浄化作用も期待できる。

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これが蓄熱式暖房機(蓄暖)夜間電力で蓄熱した熱を、ジワリジワリと放出し室内空気を適度に暖める。
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2階は寝室とフリースペース
子供さんの成長に合わせて自由に空間を使うことができる。
2階の床も岩手の天然唐松を使用。
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蓄暖で部屋がまんべんなく暖かいので、こんなに大きな吹き抜けをとっても大丈夫!
空間に広がりができる。
2階から1階の様子もうかがえる。このときは蓄暖の取り扱い説明を行っていた。
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南側の開口からは、室内へ太陽光も入り、日向ぼっこも楽しめる。b0111223_1332824.jpg



大澤材木が前回と同じく手がけてくれました。
イケメンインテリの大工、三島棟梁の手業がとても気に入っています。

見学会も3月16日(日)で予定しています。

見学希望の方は、Ms建築設計事務所へお問い合わせください

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by msarch2 | 2008-01-29 11:48 | 新築
Jパネル耐火実験
 Msでは協同組合レングス、岐阜県立森林文化アカデミー、早稲田大学理工学総合研究センターと共同で、現在、床・壁・屋根の各部位において、J パネルが現しの状態で準耐火性能を有する仕様を開発するプロジェクトをすすめています。最終的には準耐火構造の大臣認定を取得する計画です。
 都市部の三階建てはまわりにたくさんの住宅が密集しているので、火に対して厳しい制限があります。要するに「木の住まい」を建てても、引き渡すときすべて内部の仕上げは「木の部分」を化粧として現せないのです。(※早い話がすべて石膏ボードで覆うことになるのです。)MsはJパネルを壁・天井によく使います。厚さも36mmあるし、それを利用して準耐火の大臣認定を取ろうとしているのです。
 前回お伝えした準耐火構造の壁、防火構造の壁にひきつづき、今回は準耐火構造の屋根の実験を行いました。今日の実験は、断熱材が違う試験体4種類(羊毛断熱材ウールブレス・ペットボトルをリサイクルしたパーフェクトバリア・グラスウール・なし)を用意し、30分耐えるかどうか見ました。
 4種類とも耐火性能30分を余裕でクリア準耐火構造の屋根として十分使えることが分かりました。

 桜設計集団代表で早稲田大学理工学総合研究センター客員研究員の安井昇氏に実験全般の説明をしていただきました。
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 耐火炉内部の様子です。30分後には800℃にもなります。
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 実験開始後25分程度のときのグラフです。炉内が800℃近くでも、屋根外側の温度(断熱材と屋根外側のシージングボードとの間。:グラフ中緑色)は実験開始からほぼ変わらず、15℃から20℃くらいでした。
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 危なくない程度に30分経過後も実験を続けました。脱炉後の様子です。断熱材によって耐火性能に違いはありませんが、断熱材自体の燃え方の違いはあることが分かります。
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by MsARCH2 | 2008-01-25 09:03 | その他
Msの2008年新年会!
 1月8日は三澤康彦の55回目の誕生日!仕事始めでもあったので、ゲストに梅田工務店の方々をお迎えして誕生日会兼新年会をしました。
 料理は三澤文子の手作り。パーティーのたびにそのおいしさとつくるスピードに驚きます。会の途中ではビンゴゲームもしました。やっぱりMsらしく、ただのビンゴではなく木材名称のビンゴです。全員25マスに木材の名称を書き、三澤氏と梅田氏が交互に言う木材の名称とあえばマスを塗りつぶすというもの。ほぼ全員が25マス木材の樹種で埋め、三澤氏と梅田氏も60種ほど樹種を言い合いました。みんなさすがよく木材のことを知っているのですね。
 手作りケーキを味わい、梅田工務店中嶋さんのバースデイソングを堪能し、大工さんと交流を深めよい新年の幕開けとなりました。

 三澤文子の料理のスピードは超特急です。いつも大テーブルにあふれるごちそうが並びます。おかげでスタッフのコレステロールは右肩あがりです。(?)
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 55本のバラはスタッフからのプレゼントです。
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by MsARCH2 | 2008-01-15 08:43 | イベント
Msリニューアルしました!
 あけましておめでとうございます。今年もMs日記書き続けます。
 昨年末に三澤邸(自邸)を23年ぶりにお化粧直ししました。
 真壁と木製建具、木は木でしめることにこだわったMsの設計第1号、23年前にとても真剣に打ち込んだ私の傑作です。
 23年前の建物です。断熱材はほんの気持ち入っている程度で(グラスウール50mm・12kgタイプです。)耐震性も今のMs仕様にほど遠いです。気密性はまったくありません。23年前にはこのような言葉は生まれていませんでした。木造住宅の技術はたった20年間でびっくりするような大変化を遂げました。これを進化といいます。
 クライアントの三澤文子に使いにくいといわれるたびに改良、改良を少しづつ加えて今回の改装でやっと満足度の合格点をいただきました。(といってもこれ以上言っても仕方がないといわれてですが…)
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 外部のデッキもやりかえたし、あと15年はこのまま行くのではないでしょうか。
1月24日にはリニューアルした三澤邸をつかって気密テストをします。(C値を計ります。)さていったい相当隙間面積(C値)はいくらになるでしょうか。お楽しみに!

 壁はヤマトタテルの会員岡山津山の空間工房の森本さんが塗ってくれた珪藻土、床の仕上げは漆塗りです。
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 デッキも張り替えました。バーベキューできる季節が待ちどおしいです。
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by MsARCH2 | 2008-01-09 09:07 | リフォーム