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今年最後の銘木市です。
Msの事務所から30分ほどの場所(摂津市鳥飼)に大阪銘木協同組合が開催する銘木市場(以後=鳥飼市場)があります。市場は広く、杉、桧、ケヤキ、ナラ、クリ、セン、タモ、サクラ、桐、・・・などの丸太、製材品が所狭しと並んでいます。競りが始まる前からお目当ての木材の品定めをし、ある程度金額を予想します。同じ木材に目をつけあった業者同士が「この木は反りがあり良くない」など牽制しあい競りが始まる前から戦いは始まっています。
ご存知の方が多いと思いますが、Msは設計事務所でありながら多くの木材のストックを持っています(4tトラック10台分ぐらい)材種は杉、タモ、クリ、ケヤキ、ナラ、チーク、キハダなどさまざまです。全て所長自ら林産地や市場におもむき手に入れたMsお墨付きの木材です。自ら足を運び汗をかくことで安くて良質な木材を提供できるのです。今日は在庫の少なくなってきたクリ材を探しに来ました。果たして結果は・・・



①競りが始まる前に品定め、未乾燥材がほとんどなので、芯のあるなし、木の癖、木目を読み木材を選んでいきます。市場で競り落としても使えるようになるまでに3年は天然乾燥します。
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②鳥飼市場でいつもお世話になっている伊藤銘木の堀口さん(黒い服)。市場の色々な情報を知っています。
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③今回お目当てのクリの板材、テーブルにも使えそうな大きな板材です。右の写真もクリの板材、長さは2.7mはあります。棚板や階段板など使い方は色々です。b0111223_18592323.jpg
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④競りが始まりました。冗談交じりの話術。さすが大阪商人です。  テンポよく競りは進んでいきます。時には100円の材も!!せっかく何十年も生きてきたのに・・・
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結果・・・無事上部写真のクリの板材は競り落とすことができました。予想していた金額、的中です。この板が乾いて使えるようになるまでには、まだ時間が掛かります。またいつか使うときが楽しみです。
今日と明日で今年の市も終了です。新年の初売りに期待しながら市場をあとにしました。

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by MsARCH2 | 2007-12-18 18:36 | 林産地
ひさしぶりに
30年ぶりのトルコです。
年末のとんでもない忙しい中をぬって(実は自宅も改装中)、イスタンブール、サフランブルの2都市を訪問しました。25歳の時に1年間、ヨーロッパ・北アフリカ・アジアを巡りました。その中でのイスタンブール、とてもとても初めて見るイスラム・トルキシュの人々が新鮮でした。
そのころのイスタンブールのガラタ橋は木製で、魚のフライをパンでサンドイッチしたのが思い出です。

30年たったトルコ・イスタンブールはインフラがとても整備されていて、路面電車と地下鉄があり、モダンなスタイルにびっくりしました。
30年前のトプカピ宮殿は、隅々まで見れました。ハーレムの中までびっちり見れて、3日間かけても展示品があり溢れていましたが、今回の展示は、あのときの1/4くらいしかありません。残念というか30年前に見学できてよかったと・・・。

トルコは親日家で知られています。新市街を歩いていたら、トルコ人が親しげに話しかけてきて、「アンカラでテキスタイルデザイナーをしている。明日はホリディーなので、今暇だから飯でも食べに行かないか・・・。」とくるので、そういえば、デザイナー風の服を着ているからOKかと思い、簡単な食事とビールを飲んで、おごっていただき、次に行こうとなり、そこから少し怪しくなってきて、タイの女性がいるバーに行こうとしきりに誘われ、たまたまホテルも近くにあったので、一緒にいくことになったが、案の定、アリ地獄状態のお誘いコース。丁重にお断りして帰ってきました。やはり危ないです。

トルコ・イスタンブールは、すでに330年には東ローマの首都となっていたし、BC2000年には、立派な都市も建設していた。とてもとても歴史のある国です。オスマン帝国の時代には、ウィーンまで脅かしていたという膨大な勢力を持っていました。
日本は、東方のアジアの端のまた島国です。文明が遠方の島国まで来るのには、とても時間がかかったことでしょう。
サフランの街、サフランブルは、世界遺産の町。とても素朴な街です。日本であればもっと手直しして町並みをこぎれいにするだろう中、全く無人の部屋、土壁がむき出しのままだったりだけど、必ず廃墟の中に人が住んでいる・・・。
土壁と木軸に興味がある方、是非、行ってみてください。
ただ交通の不便なところです。今回は、11人の団体で行ったのでチャーターバス、通訳の方もいて、とてもわかりやすく、体も疲れないラクチン旅行で大満足でした。



ブルーモスク   イスタンブールの象徴
高さ50m近くある。室内のステンドグラスがきれいで、じゅうたんが一面に張られている。
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トプカピ宮殿内の陶磁器間スペース
30年前はここに直径1.5m以上の古伊万里の大皿があった。
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ホスボラス海峡
左はヨーロッパ。右はアジア 4000年以上前から東西の行き来があった。海峡橋は日本の技術で完成した。
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現在のガラタ橋
鉄筋コンクリートの2階建。上階は市電が走る。今も昔もここからの釣り客が多い。
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イスタンブールから東へ350kmのカラチにジェットで飛び、そこからチャーターバスで北に3.5時間。やっとサフランブルに到着。それまでの雨模様が途端に晴れてよかった。
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私達が泊まったチェルシー広場前の宿。室内の雰囲気がGOOD!! 「木の住まい」の日本から来た私たちもホッとします。
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日本と同じ土と木の住まいです。夜、0℃近くになるのですが、部屋には小さいオイルヒーターがあるだけですが、とても暖かい。やはり土壁が効いているのだろうか。

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by MsARCH2 | 2007-12-15 18:26 | その他