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秋田で温泉三昧!
10月20日・21日と秋田県能代市に行ってきました。
「木の建築フォラム」の建物審査のためです・・・が、三澤としては、せっかくの温泉の宝庫。事前にフォラムに用意された宿を遠慮して、男鹿半島の温泉に行きました。2日目はフォラムで用意された宿で、仕方なくおとなしく泊まり、審査の役目が終わり、審査員の方々と能代市の建築仲間と見学コースの昭和20年代の木造小学校や日本一高い杉を見学し、終了直前に私は1人こっそりと抜け出し白神山地へレンタカーで向かいました。
生憎、青森側の道が崩れていて、秋田県側の白神全景をみてもどってきましたが、途中の藤里町で温泉を見つけ、ここで小休憩でした。
白神山地の標高1000Mはすでに紅葉です。デジカメで撮ったのですが、このカラー以上にもっと色鮮やかでした。その日は青森側の温泉で泊まり、かけ流しの温泉にたっぷり浸かりました。隣のおじさんが、地元の言葉で話しかけてきましたが。わかりません。
日本語の日本なのに東北は異国でした。
翌朝、朝食も一番で食べ、7時10分に出発し、秋田・岩手の県境の山深いところの「またぎの温泉」まで100KMの道のりをとばしていきました。
とてもひなびた風景。町並みなどもほとんどなく、ぽつんぽつんと家がたまたまあると言う状態・・・。だけど、道が異常に良すぎる。国道沿いに国会議員の看板がありました。ここは民主党小沢さんの地盤でした。
ここの「またぎの温泉」には、朝9時に到着してお風呂だけいただくために300円払い急いで入りましたが、私1人でした。硫黄の香りがとてもすばらしい!!
そんな温泉三昧の3日間でした。
仕事に行っても温泉だけは確保する。執念の三澤です。


昭和初期の木造小学校 木の床を私も拭いた小学校のころを思い出す。
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間口6間 約11.5Mの木造体育館
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日本一樹高のある杉。高さ56Mです。そばに写っているのは、きこりのおじさんではありません。高名な建築家 泉幸甫さんです。
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白神山地1000Mの紅葉です。山向うは青森県です。
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白神山地から流れ出る滝。まわりの紅葉も進んでいます。

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by MsARCH2 | 2007-10-23 19:27 | その他
ジャパンホームショーで「実物大2階建てフレーム」を造ります!
 11月14日(水)から16日までに東京ビックサイト(東京都江東区有明)で開催される「ジャパンホームショー2007」にMs建築設計事務所も「ヤマトタテルの会」というチーム名で出展します!

 「ヤマトタテルの会」というのは、国産木材を扱う会社や、その木材を使って建物を設計・施工する設計事務所・工務店、その技術を学ぶ学校、天然素材の建材を扱う業者が「山と建てる」ことにこだわって結束した組織であり、Ms建築設計事務所がコーディネートしています。(来年春に正式発足予定です。)「山と建てる」「いっぱい建てる」と関西のノリです。ちなみに命名は私ではありません。

 今回は、東京ビッグサイトの中に吉野の美しい杉で実物大の2階建ての建物を建て、その中に自然素材の建材など、会員の最新情報を展示します。3.64m×7.28mの総2階です。単純なフレームにしてあるため、建物を建てる仕組みがより分かりやすくご覧いただけると思います。期間中には、そのフレーム(軸組み)のオークションも実施。競り落とすことができれば、解体後使っていただけます。(環境にも配慮です。)

 お近くの方は(遠くの方も)ぜひお越しください!

※Ms建築設計事務所も3日間つめます。
三澤康彦に直接話を聞きたい方は時間を予約してください。
連絡先→TEL:06-6831-5917 e-mail:info-ms@ms-a.com


①今回造る建物の軸組み模型です。着々と準備中です。
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②数年前に大阪ドームで造った建物です。今回もこのようなイメージです。
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※「ジャパンホームショー2007」について
日時:2007年11月14日(水)~11月16日(金)の3日間 10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場) 東ホール

最寄り駅は、ゆりかもめ「国際展示場正門」駅またはりんかい線「国際展示場」駅です。無料のシャトルバスもあるようです。詳しくはジャパンホームショーのホームページをご覧ください。

ヤマトタテルの会ホームページは今月中に正式OPEN予定です。

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by MsARCH2 | 2007-10-15 19:39 | イベント
速報! Jパネル・パーフェクトバリア・杉板だけで防火構造にチャレンジ!
10月10・11日の2日間、東京の(財)日本住宅・木材技術センターに於いて、Jパネル(厚さ36mm)・パーフェクトバリア(断熱材)・杉本実板(厚15mm)で構成した防火構造外壁の大臣認定のための性能評価試験を行い、無事、30分間持ち続けました。成功です!

数多くの防火実験を手掛けている住木センターでも、防火構造壁がほぼ全て木材で構成されているという試みは珍しいとのことで、通常は試験中の炉内加熱温度は最大でも840℃ぐらいになるように調整するところを、今回は可燃物量が多いため試験体そのものが燃焼物となり、10日の1体目の試験の際は、炉内温度が1000℃を超えてしまい、若干あわててしまいました。

11日の2体目の試験は、前日の経験をもとに炉内温度を標準値でうまく調整しながら30分が経過し、これも無事クリアー。

外側から加熱していますが、室内側であるJパネルそのものは、もちろん何の損傷もなく、手でJパネル面をさわれるくらいです。

11月下旬から12月初めには、関西にてこの大臣認定仕様の説明・講習会を開催します。
これで、十分に外壁に無垢の板が使用できます。

b0111223_1961786.jpg①予備実験ではなく本試験なので、まったく同じ試験を2回行います。
外壁仕上げの杉本実板(厚さ15mm)側から加熱します。



b0111223_19153795.jpg②柱の上から荷重をかけているので、柱の変位をみる変位計もセットし、いよいよ試験開始です。



b0111223_19194697.jpg③加熱中の炉内です。かなり激しく燃えています。



b0111223_192306.jpg④試験開始後18分経過し、炉内温度は標準値を超えてかなり過酷な状況になっていますが、この後しっかり持ちこたえました。



b0111223_19253880.jpg⑤脱炉の瞬間です。無事30分経過して、その後、変位計などを取り外す間ににさらに5分程度経過していますが、燃え抜けることもなくまだ余力が十分残っています。



b0111223_19285731.jpg⑥脱炉直後の加熱面です。



b0111223_19305649.jpg⑦消火後の加熱面です。Jパネルの3層のうち、2層分はほぼ脱落せずに残っています。



b0111223_1933394.jpg⑧消火直後の室内側です。Jパネル表面は、手でふれることもできました。


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by MsARCH2 | 2007-10-11 19:37 | その他
Jパネルの工場を見学してきました!(鳥取県西伯郡南部町)
 Jパネルというのは、家を地震や台風に対して強くするために、Ms建築設計事務所が耐力壁(壁)・水平構面(天井)に使用している構造用面材です。間伐材の杉板を3層にしています。(下の写真の壁や天井に使われているのが「Jパネル」です。)
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 このパネルを使用すると、表面が杉の本物の板なので、壁紙を貼ったりせずにそのまま室内の仕上げにすることができます。調湿性もあり気持ちがいいです。2001年にグッドデザイン賞(中小企業庁長官特別賞)を受賞しています。Jパネルには他にも以下のような特徴があります。
【Jパネルの特性】
①地震や台風に対して家を頑丈にするために、耐力壁(壁倍率2.5)・水平構面(床倍率 4周釘打ち3.0 川の字釘打ち1.0)として使えます。
②国産杉の美しい木肌なので、そのまま仕上げ材になり、調湿性もあります。
③国産杉で厚さが36ミリと厚く、断熱性・蓄熱保温性に優れています。
④山の木を太く健全に育てるためには間伐が必要です。Jパネルはその間伐ででてくる材を使用しています。
⑤製品内での含水率の変化が少ないため、直角精度・寸法精度が高く、そのまま安心施工ができます。



 今回は、「大山の家」の見学会と同じ日に、Jパネルを作っているレングスの工場を見学してきましたので、その様子をお伝えします。

①戦後植えられた杉の間伐材を使用します。
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②オートメーションで機械が自動的に丸太を決められた大きさの板にカットして並べてくれます。
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③もう、このまま乾燥庫へ。乾燥庫も工場の建物の中にあります。
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④含水率12%程度までよく乾燥された板を貼りあわせます。
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⑤接着剤はもちろん、シックハウスにならないようにF☆☆☆☆です。
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⑥手作業で節穴を埋めます。穴の大きさを2種類に限定し手間を省いています。
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⑦板の方向を交互にして3層接着し、端をきれいにカットして(「さね」も作って)出来上がりです。
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 実際につくっている現場を見ると、より安心して建材が使えます。

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by MsARCH2 | 2007-10-08 10:36 | 林産地
「大山の家」の見学会を行いました!
 鳥取県建築士会青年委員会主催の技術研究会で、講演をしてきました。ちょうど1年前に完成した、「大山の家」の見学会と、Msがいつも使う「Jパネル」を作っているレングスの工場の見学会も併せて行われました。
 「大山の家」は、昨年末に「平成18年度鳥取県木の住まいづくりコンクール」で最優秀賞を受賞しています。
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 「大山の家」の住まい手は、天然酵母をつかった人気ベーカリー「コウボパン 小さじいち」のご主人。「大山の家」は店舗(パン屋)と、住まいが一緒になった建物です。店舗部分からはデッキ席にでて、大山を眺めながら買ったパンを食べることができます。見学会の日は、土曜日。家族で休日をゆっくり過ごすお客さんでいっぱいでした。

 見学会の参加者は30名程度。外壁は天竜杉の赤身を使用しているので無塗装であることや、大山に面した開口は眺めを引き立てるためにガラス戸・網戸・雨戸ともに木製建具を使用していること、耐力壁・水平構面にJパネルを使用し耐震性を確保していることなどを説明し、内部を見学。見学者からは接合部の仕様や仕上げ材の材質などさまざまな質問がありました。その後、講演会を経てレングスの工場へ。Jパネルを実際につくっているところを見学しました。

①建物外観です。向かって左側が住居部分。右側が店舗部分です。大山の雄大な風景の中の「木箱」のパン屋さんは、冬場1m以上の雪が積もるため、それに耐える十分な構造を有しています。
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②店舗部分からの眺めです。
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③住宅部分です。十二分な断熱性能を持っているため冬場も薪ストーブ1台だけですごすことができています。
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by MsARCH2 | 2007-10-05 21:31 | 新築