以前、上棟の様子をお伝えした庫裡がついに・・・ついに!完成間近となりました!!
[過去の日記] 長かったです。。3月に着工し現在は11月下旬。約9ヶ月の大仕事です。何故に時間を必要としたのか。それは西棟、東棟と2棟分のボリュームを持つ建物だからです。単純に通常住宅の約2倍の時間と労力を注ぎ込みました。(担当のY君とO君が後半息切れしてたような?) 施工を担当して頂きました羽建築工房さん、本当にお疲れ様でした。腕の立つ若手大工さんがいる現場はいつ行っても気持ちが良い打ち合わせができました。あともう少し!よろしくお願いします。 構造材を調達して頂いた和歌山田辺の廣本林業さん(杉横架材)、高知の森昭木材さん(杉割柱)、吉野の坂本林業さん(檜土台・大引)、テーブル材にもなる巾広の鴨居敷居を段取りしてくださいました吉野の阪口製材さん。こちらに来る機会があれば是非案内いたします! さてさて、庫裡の様子を案内するとしましょう。 正面玄関になります。銅板で製作した庇、栗でこしらえた八角窓。すうっと伸びる縦格子。 庫裡の玄関に相応しい面構えとなりました。 植栽はMsお馴染み尾崎春蒼園さんです。建て壊した庫裡の瓦、既存庭石など上手に使用して下さいました。お陰様でコスト削減に成功!いつもほぼお任せなのですが必ず納得行く仕上がりにしてくれます。 住職も大満足です。お寺の庫裡とは思えない・・・と。とっても上質です。杉板、塗り壁がとてもしっくりきてます。 玄関を横切ると古レンガの犬走り。落ち着いた雰囲気となりました。そのままトコトコ進むと・・・ 西棟に続きます。こちらはコンクリート洗い出し。基礎屋さんが施工したとは思えません。お上手です。 ここにも尾崎さんの遊び心が・・・かわいらしい魚が泳いでおります。尾崎さん曰く「山と川をイメージした!」との事。 素敵です。 長細い庭を通り抜け西側の駐車場にでます。枕木+砕石のシンプルな仕上げですが植栽が加われば荒々しい材料も和らいで見えます。外壁は土壁です。左官屋さんが上手く調合してくれました。 次に室内です。玄関を入ると土間スペースが広がります。床は御影石。ベンチもあり庭を見ながらくつろげるしっとりした空間です。上框は全て栗材になります。住職自ら塗料(カシュー)を選定して下さいました。 リビングになります。長いダイニングテーブルは欅の板です。3.3Mです。天板を支えている脚を倒せば座卓にもなります。年末も近づいてまいりました。皆で大テーブルを囲んで年越し・・・などと勝手に想像してしまいます。。 そういえば、来週は事務所の大掃除・・・のようです。
by MsARCH2
| 2007-11-27 14:35
| 新築
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