豊中市S邸 土台敷き・建て方
b0111223_20383271.jpg緑地公園の近くにある豊中市のS邸が、
先週土曜日(26日)に土台敷き、今週建て方を行いました。
施工はお馴染みの羽根建築工房さん。
予定では建て方の前日に、土台敷きを行う予定でしたが
天気予報から判断し、先週末に行うことになったのです。

予定はあくまで予定です。
何事にもその都度その都度、的確な判断と行動が大切なのです。

b0111223_2039782.jpg土台敷きが済んだ後はしっかり養生をします。
基礎全体にブルーシートを被せて周囲を養生し、雨対策は万全です。

b0111223_20393939.jpg実はこのブルーシートの中には、、、

雨を外部に押し出す工夫があります。
棟梁の提案でアーチ状の〝屋根〟が組まれているのです!
ただシートをかけただけではシート中央部に雨がたまって土台がぬれたりするのです。

一時の雨対策の中にも棟梁の「こだわり」が詰まっているのです。


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棟梁作の〝屋根〟により身を守られた土台は、建て方一日目には燦々と日差しを受けています。
土台の上にはJパネル、構造材が並んでいます。何気なく積まれていますが、この並びは計算されているのです。
というのも、建て方をスムーズに行うには段取りが重要です。
どの柱から立てていくのか、どの壁から施工して行くのかを考えその順番に沿って柱・梁・Jパネルを積んでおきます。
大工さんは、シナリオを書き演出まで行う一流の俳優さんなのです。


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段取り通り、順調に壁が落とし込まれていきます。
壁、胴差しが順に組まれていき、赤味の柱(三重県の松阪木材さん)に惚れ惚れしつつ、柱脚金物やDボルトでフレームを固めていきます。

b0111223_2053372.jpg紹介が遅れましたが、
今回の豊中の家S邸の棟梁、藤本棟梁です。
棟梁の鉋がけをする棟梁の目は何とも緊張感が伝わります。

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2日から建て方を始めて、3日のお昼には棟が上り垂木も納まりました。
今回の構造材は全て三重県の杉(土台のみヒノキ)です。
下から順番に土台は尾鷲ヒノキ、赤味が素晴らしい柱は熊野、梁は波瀬から、リズムよく並ぶ垂木は美杉。
名前の通り美しい杉です!三澤も大満足で思わずカメラを持つ手に力が入ります。
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この写真をばっちり押えています。栗の大黒柱(八角)と杉のコントラストが非常に印象的です。
3月3日桃の節句、大安です!建て方にもっていこいの日和に栗の大黒柱が堂々としています。
Msではよく大黒柱を八角にします。住まいの中にメリハリを生み出すのです。
これから繰り広げられる住まいを、頭に思い描きながら事務所に戻りました。

これから5月末まで現場では
棟梁はじめ大工さんの「こだわり」や欠かせない「段取り」をしっかり見させていただきたいと思います!

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by MsARCH2 | 2011-03-03 20:39 | 新築
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